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ビールと食と暮らしづくり。

キリンのクラフトビール新施作「タップ・マルシェ」に思うこと

すごいぞ、キリン。
本気だ、キリン。

http://www.kirin.co.jp/company/news/2017/images/0112_02.jpg

「Tap Marché(タップ・マルシェ)」を地域限定で展開|2017年|ニュースリリース|キリン

専用ディスペンサー 4タップ(注ぎ口)!!
3Lペットボトル!!4種!!

 

いやはや、興奮してしまった。
2017年、キリンが発表した「タップ・マルシェ」を考察したいと思う。

タップマルシェって何やねん?って方はキリンのHPへどうぞ
http://www.kirin.co.jp/company/news/2017/0112_02.html

簡単には、3Lのペッドボトル4種を充填できるビールサーバーを関東圏飲食店1000店に無償貸与して、自社のクラフトビール販売を促進していくのである。

 

 

【先ずは結論から】
すごいぞキリン!革新的!!
(※売上的には知らんが・・・)

 

キリンしか、成し得ない技
ヤッホー(国内最大手クラフトビールメーカー)・ブルックリン(米国大手クラフトビールメーカー)と提携しているキリンだから、できる技。
タップマルシェのみだと、莫大な生産ロットをクリアできないが、すでにコンビニ等で流通しているクラフトビールもあり、安定的に・安価に提供が可能であろう。


2014年7月に発表したクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」の立ち上げを皮切りに、同年9月には日本のクラフトビール市場のリーディングカンパニーであるヤッホーブルーイング社、2017年1月には米国の代表的なクラフトビールメーカーであるブルックリン・ブルワリー社と資本業務提携するなど、国内におけるクラフトビール市場の拡大、浸透を図ってきました。

 

飲食店にクラフトビールを広める最高策
飲食店経営者の中でも、クラフトビールには興味あるけど、設備投資やスペースが無いんだよね・・・という悩みに、ばっちしフィットする。おそらく、サーバーは無償貸与でしょう。ビールは3Lを4種類なので、12L。決して多くはないだろう。飲食店経営者として、導入しない手はなさそうだけど、懸念点としては、どれだけのスタッフの労力を取るかですね。居酒屋で利益率が一番低いのはビールとよく言いますし。

 

クラフトビールという武器で、他社の牙城を
以前は、サッポロ、アサヒの生を置いている店に、キリンの生を置いてくださいと営業をかけていたはず。そこを、サーバーを新しく無償貸与!!何と4タップ!今話題のクラフトビールです!!という形で、他社の牙城を切り崩していくのだ。
どう?新しいでしょお〜?という感じ。

 

一緒にやるかい?タップ・マルシェ
-飲める選択肢は増えた方が面白い-
他のクラフトビールメーカーにもキリンは声をかけるでしょうが、
ボトリング・価格帯の問題もあり、乗ってくるメーカーは乏しいでしょう。
ミッケラー等のファントムブルーワリーを取り込めたら、非常に面白くなります。

 

 

<総括> 

もはや、クラフトビール業界にとって、プラスしかない。


仮に、タップ・マルシェを導入した飲食店がキリンのクラフトビールで埋め尽くされても、消費者はクラフトビールを手にする機会が増え、他のクラフトビールにも間違いなく興味が出て、クラフトビールを飲み始める。

しかも、飲食店店長が、アサヒの生より、キリンのクラフトビールの方が美味いし、売れてるよね。じゃあ、アサヒはやめて、キリンのクラフトビール20L樽を発注しようという流れになるかもしれない。キリンの売上UP。やったね!
そう、飲食店の人の舌も試されているのである。

 

って、なればいいけどねっ!!!!!